こちらの車両は、地元愛知県内にお住まいのＮ様の３１８ｉです。
今回は、水廻りのリフレッシュをしておきます。
Ｅ４６のエキスパンションタンクは、突然パンクすることがありますので予防整備です。
交換しておけば、安心です。
それでは、作業風景実況いたします。

ラジエターのドレンを緩めて、冷却水を抜きながら、エアクリーナーケースを取り外しました。
ケースの向かって右横の１０ｍｍのボルト２本を取り外して、スロットルボディの部分からインテークダクトを外し、吸気温センサーカプラーとバキュームホース１本を外しました。

次に、電動ファンを取り外しました。
トルクス２５　１本とクリップ１つで止まっています。
ＡＣＵセンサーとファンカプラー、バイパスホースをホルダーから外せば上に引き抜けます。

プラットフォームマウントを取り外します。
ラジエターホースアッパーとヒーターホース、バイパスホースを外して、Ａ/Ｔオイルクーラー、クーラントレベルセンサーカプラーとトルクス２５のタッピング２本を外せば、取り外せます。

取り外しました。

取り外したプラットフォームマウントです。
今回は、クラック入っていません。

こちらは、新品パーツです。
左からプラットフォームマウント、Ａ/Ｔオイルクーラー用サーモスタット、ウォーターコネクター、エキスパンションタンクです。

組み付けるとこうなります。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
クーラントレベルセンサーとエキスパンションタンクのストッパーは、移植しました。

取り付けは、取り外しと反対の手順で行いました。

冷却水を注入して、エア抜きをして暖機をします。
冷却水漏れの確認もします。
問題ありません。

後は、エンジンが冷えたらサブタンクの冷却水の量を確認したら終了です。

Ｎ様、大変お待たせいたしました。