5シリーズ E34 525i 修理とメンテナンス つづき

こちらの車両は、地元愛知県名古屋市内にお住まいのK様の’94年式 E34 525iです。
今回は、修理とメンテナンスでお預かりしております。
つづきを実況いたします。

コンプレッサーブラケットの折れたボルトにドリルで穴を開けました。

逆タップです。
こちらの道具を使って先程掘った穴を使って、折れたボルトの残りを抜きます。
ボルトの先は、完全にかじっています。
力技で緩めようとしたら、タップが砕けました。(T_T)

ブラケットが割れました。
タップの破片をなんとか叩いて取り除き穴を広げて、残ったボルトの頭を締める方向に回してみました。
バキと言いました。回った\(^o^)/と思ったら、ブラケットが割れていました。(T_T)
もう部品交換しかありません。
予想はしていましたが、中古パーツは見つからず新品でも本国オーダーで2週間コースです。
K様とご相談した結果、ボルト3本止めで、部品が届くまで乗っていただきます。

クーラーコンプレッサーです。
左が車に付いていた物で、右が新品です。
新品は、デンソー製です。
良く見ると形状が違います。
コンプレッサーは、間違っていませんが、エアコンパイプの取り付け部分を移植しないといけないタイプです。
新品のガスケットも付いています。

この部分を移植です。
ヘックス6mm4本で止まっています。

新品コンプレッサーは、8mmのボルト4本で止まっています。
付け替えました。写真撮り忘れています。m(__)m
ガスケットは、新品に交換いたしました。
取り付け面は、オイルストーンで面出ししてからラバーグリスを薄く塗りました。
コンプレッサー組み付けました。
手順は、取り外しと反対の手順です。

クーラー配管の中を真空引きいたします。
ゲージマニホールドを取り付けて、高圧と低圧のバルブを開いて真空ポンプで配管の中の空気を抜き取ります。

真空引きをすると針は、マイナスでストッパーまで戻ります。
約10分真空引きしたら、真空状態を保持するか点検いたします。
高圧と低圧のバルブを閉じて、真空ポンプを止めて約10分放置します。
他にガス漏れしている所がなければ、このまま保持しています。
針がゼロに戻れば、まだどこかにガス漏れする所があります。
この車は、問題なさそうです。

ガスチャージいたしました。
この車の規定量は、1550gです。
弊社のクーラーガスのサービス缶は、1本200gなので、8本弱です。
かなり量が多いです。
クーラー配管の低圧パイプを触ってみましたが、良く冷えています。
冷凍サイクルは、問題なさそうです。
車内もクーラー良く効きます。
ただ、K様も言われていましたがブロアファンモーターから異音がします。かなり気になります。
今回は、修理いたしません。

クロスメンバーを増し締めいたします。
最終点検をしながら、ご用命事項でクロスメンバーを増し締めいたしました。
ハンドルを切るとバキバキ音が出るそうです。
クーラント漏れ、パワステオイル漏れ、燃料漏れしていません。

最後に試乗してもう一度漏れを確認しましたが、問題なさそうです。
ハンドルを切っても音はしません。と思ったら一度だけバキっと言いました。毎回ではないので他にも原因があるかもしれません。
サスペンション廻りは、そろそろリッフレッシュが必要です。

ひとまず様子を見ていただきます。
コンプレッサーブラケットが入荷したら、またお預かりいたします。