3シリーズ E91 320iツーリング 車検

こちらの車両は、地元愛知県名古屋市内にお住まいのT様の’06年式 E91 320iツーリングです。
今回は、車検でお預かりいたしました。
点検は、T様と済ませてあります。

タペットカバーパッキンを交換いたします。
マイクロフィルターハウジングを取り外しました。
左右にカバーが2つあります。フックで止まっているだけです。
マイクロフィルターハウジングは、8mmのタッピング6本で止まっています。
ベースの方は、8mmのボルト2本で止まっています。
ワイヤーハーネスとジャンプスタートケーブルは、ハウジングにフックで止まっています。
手前にスライドさせるとホルダーが外れます。

ストラットタワーバーを取り外します。
バルクヘッドの真中にサービスホールがあります。
メクラカバーを取り外すと逆トルクス16mmのボルトが出てきます。
ストラットタワー側は、トルクス12のボルトです。

エンジンカバーを取り外しました。
フィラーキャップを取り外して、上に引き抜けば外れます。

イグニッションコイルとサージタンクのカバーを取り外しました。
イグニッションコイルは、カプラーを抜いて引き抜けば外れます。
サージタンクカバーは、10mmのナット4個です。

イグニッションコイルです。
筒型コイルです。

イグニッションの配線は、サージタンクの方へ移動させました。
バーノスソレノイドのカプラーと配線ホルダーを取り外しました。
アースが2本あります。10mmボルトです。

タペットカバーの取り付けボルトをすべて外してカバーを浮かせました。
ブローバイホースも外しました。
ストラットタワーバーのガイドも取り外しました。10mmのタッピング2本とボルトが1本です。
後ろ側が、カウルカバーに当たりました。

ワイパーアームを取り外して、カウルカバーを浮かせました。
ワイパーアームは15mmのナットです。
カウルカバーは、手前に持ち上げると外れます。

タペットカバーを取り外しました。
エンジンオイル漏れは、エンジンの後ろとフランジガスケットからでした。

タペットカバーとパッキンです。
上が車に付いていた物で、新品はカバーに装着済みです。
ラバーグリスと液体ガスケットを使って取り付けました。

同時交換部品です。
フランジガスケットと1番、4番シリンダーのプラグホールスリーブOリングです。

組み付けは、取り外しと反対の手順で行いました。

こちらは、フロントの下回りです。
ブーツ破れ、ブッシュの切れ等ありません。

こちらは、リアの下回りです。
オイル漏れ、排気漏れ、燃料漏れ、ブーツ破れ、ブッシュ切れありません。

こちらは、フロントブレーキです。
取り付け状態問題ありません。
オイル漏れありません。
ブレーキパッドの残量十分です。

こちらは、リアブレーキです。
取り付け状態問題ありません。
オイル漏れありません。
ブレ-キパッドの残量十分です。

ブレーキオイルを交換いたします。

交換いたしました。
交換手順は、ブレーキオイル交換を参照して下さい。

ホイールを取り付けて、増し締めとタイヤ空気圧調整しておきました。