5シリーズ E39 修理

こちらの車両は、地元愛知県にお住まいのY様の’99年式 E39 525iです。
今回は、ウォッシャーチューブ交換とパワステオイル漏れ修理と右のヘッドライトパッキン交換、左フォグランプバルブ交換、ワイパーラバー交換です。
早速作業実況いたします。

ウインドーウォッシャーチューブの交換をいたします。
写真は、ボンネットウォッシャーノズルの裏側、ボンネットライナーの下です。
チューブが破れてウォッシャー液が漏れてしまいます。
テープの巻いてある辺りが、ちょうどエンジンの上辺りでエンジンの熱でチューブが硬化して破れるようです。
経年劣化です。

ウォッシャーチューブは、ASSY交換になります。
チューブとノズルヒーター用の配線も付いてきます。
写真の穴からチューブを通します。

ウォッシャーチューブASSYです。
接続部分は、刺さっているだけです。

こちらが、ジョイント部分です。
チューブは、ホルダークリップで止まっています。

動作確認いたしました。
水漏れありません。

右側のヘッドライトパッキンを交換します。
ヘッドライトに水が入ってしまっています。

ヘッドライトを取り外します。
カプラー4箇所とウインカーバルブを外して、ライト廻りの8mmタッピング4本を外します。

取り外しました。
ヘッドライト下のフィラーパネルがフェンダーに刺さっているのでスライドさせるように外します。

ヘッドライト分解しました。
廻りのホルダーの爪をマイナスドライバーで割らないように外せば分解できます。

水を抜きやすくする為に、レンズも取り外しました。
1つのレンズにクリップ2つ付いています。
カバーの中の水は、エアガンとドライヤーで抜きました。

パッキンを交換します。
パッキンは、本体側の溝にはまっているだけです。

完了です。
ライトの取り付けは、外した時と反対の手順です。
点灯確認しましたが、問題ありません。

今度は、左フォグランプバルブを交換いたします。
最初にフォグランプ横のグリルを取り外します。
上側にクリップ2つ付いております。

グリルを取り外すとフォグランプ取り付けボルトが出てきます。
7mm2本です。

フォグランプ取り外しました。
右側のストッパーを外してバルブを交換します。

バルブは、H7です。
フォグランプを組み付けて点灯確認します。
問題ありません。

パワステオイル漏れの修理をします。
写真は、パワステインテークホースのポンプ側です。
原因は、インテークホースとリターンホースのサブタンク側ホースクランプなので交換いたします。

サブタンクの下のホースクランプ部分です。
オイル漏れの原因のホースとホースクランプを交換します。

パワステインテークホースです。

インテークホースとホースクランプ2箇所交換しました。

インテークホースポンプ側のホースクランプも交換しました。
パワステオイルを注入しました。
オイル漏れありません。

最後にワイパーラバーを交換しました。
ウォッシャノズルの向きも調整しておきました。

今回の部品代
ウォッシャーチューブASSY 6,560円(税別)
ヘッドライトパッキン 3,040円(税別)
パワステインテークホース 5,460円(税別)
ホースクランプ3個 1,050円(税別)
パワステオイル1L 1,300円(税別)
ワイパーラバー左右 3,520円(税別)
フォグランプバルブ H7 2,000円(税別)