3シリーズ E46 320i 修理

こちらの車両は、岐阜県にお住まいのN様の’00年式 320iです。
今回は、運転席のドアが外から開かなくなってしまった為点検修理、アルミホイールの交換、エンジンオイルの交換、エンジンルームからの異音の点検です。
早速作業いたします。

運転席ドアが外から開きません。(中からは開きます)リンクロッドを点検してみます。
最初にアウターハンドルのエンド部分を取り外しました。
後ろのサービスホールから4mmのヘックスを緩めれば取り外せます。
アウターハンドルを引っ張ってロッドの動きを点検しましたが、問題なさそうです。
動きが硬いので給油しておきました。
最近ドアを分解した’05年式のアウターハンドルと構造が違います。

ドアトリムを取り外しました。
どこの写真なのか分かり辛いですが、ドアの中のロータリーラッチを解除するロッドです。
アウターハンドルを引っ張ると縦の板のようなロッドが引っ張られて、ロータリーラッチが解除されます。
動きが悪いだけでした。
一度ドライバーを使ってリリースしてやったら、普通に動くようになりました。
何度試しても再発しないので、ひとまず様子を見ていただきます。

エンジンオイルの交換をいたしました。
オイルの量は、5.5Lです。

エンジンからの異音を聞く為にアンダーカバーを取り外しました。
きれいな下回りです。オイル漏れ、冷却水漏れありません。

音の方は、エンジンを掛けてすぐ一瞬出ました。聞き覚えのある音です。
ファンベルトのアイドラベアリングの音でした。でもすぐ消えてしまいました。
N様と相談した結果今回は、見送りで後日修理いたします。
ファンベルトテンショナーも同時交換予定です。

アルミホイールは、新品に交換しておきました。

オイルサービス、インスペクションもリセットしておきました。

ついでに、テスターで健康診断もしておきました。良好です。

N様、大変お待たせいたしました。

こんな記事もいかがですか?