3シリーズ E46 318iMスポーツ ラジエターランプが点いたり消えたりする。

こちらの車両は、地元愛知県名古屋市内にお住まいのT様の’02年式 E46 318iMスポーツです。
今回は、最近ラジエターの警告灯が朝とかに点いたり消えたりするということでお電話をいただいてご来店いただけました。
リフトアップして冷却水漏れを点検いたしましたが、問題ありません。
冷却水が少し不足している為だと思います。
毎年、夏が終わるとちょくちょくある症状ですが今年の夏は暑すぎて早くも症状が出ているのかもしれません。
BMWのサブタンクは、日本車のように冷却水が一度リザーブタンクに押し出されて、ラジエターが冷えたときに吸い込むという構造ではないので、一度排出されてしまうと冷却水不足になります。
毎年、秋口位に一度冷却水の量を点検して補充するのがおすすめです。

エンジンが、熱い時にラジエターキャップを開ける事は出来ないので、まずはラジエターを水道水で冷やします。
この暑さだと、なかなか冷えません。
ラジエターホースを手で押してみて、圧力が掛かっていないか確認いたします。
圧力が掛かっていない事を確認したら、そっとラジエターキャップを緩めます。
少しでも噴出すようなら、もっと冷やします。

ラジエターキャップを開けて、冷却水を補充いたしました。
エア抜きバルブも抜いてあります。
冷却水をゆっくり補充してエア抜きバルブから冷却水が溢れてきたら、エア抜きバルブを閉めます。

ここにもエア抜きバルブがあります。(エンジンは、N42です。)
冷却水を更になみなみに補充してからこちらのバルブを閉めます。

冷却水を補充いたしました。

通常は、エンジンが冷えている時に冷却水の補充をします。エア抜きもしておきたいです

ラジエターのランプが点く時は、1L位冷却水が不足しています。