3シリーズ E46 325iツーリングMスポーツ 冷却水漏れ修理

こちらの車両は、地元愛知県名古屋市内にお住まいのN様の’02年式 E46 325iツーリングMスポーツです。
今回は、冷却水漏れの修理でお預かりいたしました。

エアクリーナーケースとラジエターファンとファンシュラウドを取り外しました。

エアクリーナーケースとラジエターファンとファンシュラウドです。
手順は、ファンは、32mmのコンビと特殊工具で緩めました。回転方向は右です。
ファンシュラウドは、向って左にトルクス25 1本と右にクリップ1個で止まっています。
ACUセンサーと電動ファンのカプラーも外しました。
エアクリーナーケースは、向って右側の10mmのボルト2本を取り外して、エアフロセンサーのカプラーとインテークダクトのクランプを緩めて、エアフロセンサーごと取り外しました。
フロントのエアダクトも取り外しました。クリップ3個です。

プラットフォームマウントを取り外していきます。
ヒーターホース、バイパスホース、クーラントレベルセンサーカプラー、A/Tオイルクーラーを取り外しました。
上側は、ラジエターアッパーホースを取り外しました。
プラットフォームマウントの取り付けは、上から向って右にトルクス25が1本と下にトルクス251本で止まっています。

プラットフォームマウントです。
右側が車に付いていた物です。
左は新品です。
左から、プラットフォームマウント、エキスパンションタンク、A/Tサーモスタット、ウォーターコネクターです。
組み付けると、右のようになります。
クーラントレベルセンサーとエキスパンションタンクのストッパーは、移植します。

車に付いていたエキスパンションタンクです。
今回の冷却水漏れの原因です。
写真中央に3cm位クラックが入っています。白く塗ってみました。
ダダ漏れではありませんが、ジワジワ漏れていました。
部品は、新車時装着の物でした。

サーモスタットハウジングも交換です。
エンジン側は、オイルストーンで面だししました。

サーモスタットハウジングです。
上が車に付いていた物で、下が新品です。

組み付けは、取り外しと反対の手順です。
冷却水を注入してエンジンを掛けてみます。
冷却水漏れありません。
治りました。

あとは、エンジンが冷えたらサブタンクにクーラントを補充したら作業終了です。

ありがとうございました。